基本的な考え方

当社は、継続的な事業の発展と企業価値の向上を目的とした「もっといい会社!」を目指し、ステークホルダーの信頼と期待に応えるための重要な経営課題の一つとしてコンプライアンス活動を位置づけ、その強化・充実を推進しております。

コンプライアンス活動の狙い (ステークホルダーとの関係)

推進体制・仕組み

コンプライアンス取組みを経営の最重要課題として位置づけ、取締役・監査役が経営視点でコンプライアンス・内部統制について議論する場として【コーポレートガバナンス委員会】を運営。また、経営の方針を受け、業務の現場(1線)、管理部門(2線)、内部統制部門(3線)が連携し、それぞれの立場でコンプライアンス課題について討議・推進する場として、【コンプライアンス連絡会】を運営し、経営と現場、監査が一体となって全社コンプライアンス改善活動を推進する体制を構築しています。

体制図

主な活動

1.監査、点検等の取り組み

事業戦略の実現とトヨタグループの一員としての業務の適正を確保するための整備・運用状況の点検活動を、自社独自及びトヨタ自動車からの要請や連携により実施し、社内経営層及びトヨタ自動車に報告しています。

自主活動

■情報セキュリティ点検(毎月)
■ISO27001認証取得・運用(2005年度より)
■業務監査/業務ヒアリング
■得意先CS調査
■協力会社訪問視察、CS調査
■社員満足度調査、社員ストレスチェックなど

トヨタ自動車との連結コンプライアンス活動

■連結コンプライアンス点検
■経理監査
■会計監査
■ATSG(オールトヨタ・セキュリティ・ガイドライン)点検/監査

2.情報セキュリティの取り組み

情報セキュリティ統括責任者(CISO)のもと、各部門ごとの取り組みをISMS事務局ほかのコーポレート部門がサポートし、活動を推進しています。
ISO27001及びトヨタグループの情報セキュリティガイドライン(ATSG)に準拠し、組織的管理策、人的管理策、技術的管理策、物理的管理策のほか、事件・事故発生時の対応体制の整備を定め、さまざまな観点からの情報セキュリティ確保につなげています。

※当社の情報セキュリティ取組みポリシーについては、別途定める「ISMS憲章」に目的・原則を掲示し、社内外に表明いたします。

 

トヨタ・コニック・プロ ISMS憲章(リンク)

3.教育・啓発活動

経営層から従業員一人ひとりにコンプライアンスを浸透させるため、役員、管理職、社員などに対して、年間を通じて各種セミナーやeラーニングを実施しています。(全従業員対象のプログラムは随時実施、期中入社者教育は毎月実施)
また、イントラネットでのサポートデスク対応やマニュアル掲載、コンプライアンス啓発カードの全従業員への配布(毎年)など、日頃の業務上でのフォローやサポートも行い一層のコンプライアンス強化に取り組んでいます。
<これまで実施した主なテーマ例>
・情報セキュリティ ・下請法 ・著作権/知的財産 ・景品表示法 ・独占禁止法
・ハラスメント ・警備業/建設業 ・贈収賄防止 ・反社会勢力排除 ・交通安全 ・人権等

4.相談窓口の設置

従業員や業務関係者などの様々な悩み・苦情・疑問に対して、それぞれに対応した窓口を設置し迅速かつ公正に対処していきます。内部通報制度の窓口については、社外の法律事務所に設置の窓口に加え、WEBで気軽に相談できる社内窓口も設置。相談内容は希望に応じて匿名で扱われ、相談者が特定されたり、不利益を受けるといったことがないように配慮されています。事実関係を調査し、問題が確認された場合は直ちに問題対処に当たります。

主な相談窓口

・トヨタ・コニック・ヘルプライン(従業員対象の内部通報制度窓口)
・トヨタ・コニック・スピークアップ!(WEB相談社内窓口)
・トヨタ連結ヘルプライン(トヨタ連結子会社の従業員対象の内部通報制度窓口)
・トヨタ・コニック・ホットライン(取引先従業員対象の内部通報/相談窓口)
・メンタルヘルス等相談窓口(従業員対象の専門機関)