当社創業者小森源四郎が、東京銀座にあった銀禄ビルに5坪ほどの事務所を構え、当時『リーダーズダイジェスト』とともに有名だったアメリカの科学雑誌『ポピュラ・サイエンス』の専属広告代理店を創業。常駐の社員は長男の小森英明を含め、わずか3人でした。

創業から2年半が過ぎたこの年、株式会社としての登記が完了し株式会社南北社が正式に設立されました。 本社を東京・有楽町の輿論会館に移し、創業者の小森源四郎が取締役社長に就任しました。 南北社という社名は、中国の故事にある“南船北馬”に由来しています。人がひっきりなしに動く様を意味する言葉に、小森は「広告代理業はフットワークが命」という思いを重ね合わせたそうです。

本社を当時の一流ビル、銀座西6丁目の朝日ビルに移転。
事業の拡大とともに社員数も増え、1964 （昭和39）年には計100名、年間売上高も8.6億円と、順調な成長をみせました。

トヨタ自動車販売の社長だった神谷正太郎が小森家所有の株式を買い取り、南北社の筆頭株主として経営に参画することとなりました。
神谷は1966（昭和41）年3月に取締役会長に就任。同8月には社長にも就任して、トヨタ自動車販売をはじめとする新たな広告の扱いを獲得、南北社の経営を大幅に強化しました。

銀座・丸八ビルに本社を移転しました。

1973（昭和48）年11月、トヨタ自動車販売が神谷家から株式の40％を取得。
翌74年3月には11％の追加取得をして、全株式100万株の所有比率はトヨタ自販51％、神谷家49％という構成となりました。

本社をトヨタ八丁堀ビルに移転しました。ちなみに、このビルはトヨタ自動車がはじめて東京に事務所を構えた場所として知られています。

店舗開発事業に乗り出すため、一級建築士事務所を開設。特定建設業の認可を受けました。

設計機構（現 デルフィス・ドライブ）を子会社化しました。

トヨタ自動車が南北社の全発行株式を取得し、名実ともにトヨタ100％資本のグループ会社となりました。

創立50周年を機に、社名を株式会社デルフィスに変更。
同時にCIを策定し、「Best Solution & Value Creation ～『買う側の満足』と『売る側の満足』を結ぶ価値創造企業～」をミッションとして掲げました。

社名変更・CI策定を機に、八丁堀と池袋に分散していた東京オフィスを千代田区九段南のトヨタ九段ビルに統合移転しました。

米プロキシコム社、NTT-MEとの合弁により、eビジネスコンサルティングを行う新会社プロキシコム・デルフィス（現 デルフィス・インタラクティブ）を設立しました。

情報セキュリティに関する国際規格であるISO27001を取得し、個人情報保護をはじめとするコンプライアンスへの対応を強化しました。

トヨタ自動車100％出資のマーケティング会社トヨタモーターセールス＆マーケティング設立に伴い、同社の100％子会社となりました。
これによって、アムラックストヨタ、トヨタオートモールクリエイトおよび新設のトヨタマーケティングジャパンが兄弟会社となりました。

2009年12月より親会社であったトヨタモーターセールス＆マーケティングが7月1日をもってトヨタ自動車に統合されたことに伴い、当社はトヨタ自動車の100%子会社となりました。

本社を神田淡路町のワテラスタワーに移転しました。

札幌、 仙台、刈谷、 広島、 福岡の5都市にオフィスを開設しました。（現在は福岡オフィス以外閉鎖 ※2023年4月時点）

株式会社電通グループの出資（34%）を受けトヨタ・コニック・ホールディングス株式会社を設立、
その100%子会社に承継会社であるトヨタ・コニック・プロ株式会社が設立されました。

100％子会社のデルフィス・ドライブ、デルフィス・インタラクティブの２社を吸収合併しました。