長崎県新上五島町が、暮らしと観光を支える移動サービスに参画 地域と共に生活交通の定着と観光体験づくりを支援 新上五島町、「アオカゼライド」を有償実証へ 「e-Palette(イーパレット)×位置情報連動ガイド」を活用した新たな観光交通も11月から開始 長崎県新上五島町が、暮らしと観光を支える移動サービスに参画 地域と共に生活交通の定着と観光体験づくりを支援 新上五島町、「アオカゼライド」を有償実証へ 「e-Palette(イーパレット)×位置情報連動ガイド」を活用した新たな観光交通も11月から開始
トヨタ・コニック・プロ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:武田 淳一郎、以下「トヨタ・コニック・プロ」)は、長崎県南松浦郡新上五島町が実施する、住民の日常移動と観光客の周遊を支えるモビリティサービスの実証に参画しています。
青方地区では、昨年度の無償実証期間中に1日平均58.5人が利用した「アオカゼライド」を、2026年11月16日から、継続運行を見据えた有償実証へ移行します。
また、2026年11月1日からは、トヨタ自動車株式会社の「e-Palette」を活用し、有川港と蛤地区を結ぶ「はまぐりループ」と、世界文化遺産を有する頭ヶ島を巡る「頭ヶ島ツアー」を実施します。
「はまぐりループ」では、地元高校生と企画・制作したイラストマップを車両の呼び出し端末に採用するとともに、位置情報に応じて音声を提供する「TOYOTA CONIQ GUIDE(仮称)※1」を活用し、周辺の観光情報やおすすめ店舗などを紹介します。地域の移動を支えるだけでなく、移動中にも地域の魅力に触れることのできる体験づくりを目指します。
本実証は、新上五島町役場を実施主体とし、地元交通事業者や協力企業と連携して行われています。
新上五島町が抱える、暮らしと観光の移動課題
新上五島町では、高齢化や路線バスの縮小・廃止などが進む中、郊外と中心地を結ぶ広域公共交通が整備されてきました。一方で、まちなかの病院や商業施設などを結ぶ、徒歩での移動が難しい住民の日常移動には、引き続き課題が残っています。
観光面でも、観光客が公共交通だけでは町内を十分に周遊しにくいという、観光二次交通の課題があります。
こうした住民と観光客の異なる移動需要に対応するため、新上五島町とトヨタ・コニック・プロは、地域の利用目的に合わせた、青方・有川地区における「1.アオカゼライド」、有川港と蛤地区を結ぶ「2.はまぐりループ」有川港と頭ヶ島を結ぶ「3.頭ヶ島ツアー」三つのモビリティサービスに取り組んでいます。

1.「アオカゼライド」を、住民の足としての定着へ
青方地区では、郊外と中心地を結ぶ「Smart GOTO※3」を補い、まちなかの移動を支えるため、昨年度からグリーンスローモビリティを活用した実証に取り組んでいます。
地元高校生が「アオカゼライド」と名付けたこのサービスは、昨年度の実証期間中に1日平均58.5人が利用。
本年度は2026年9月1日から無償実証を再開し、同年11月16日から有償実証へ移行します。有償実証では、1回100円、高校生以下は無料とし、1か月当たりの利用料金の上限を2,000円に設定します。
2027年1月29日の有償実証終了後も、そのまま有償での運行を継続する予定です。これまでの実証で得られた利用実績を踏まえ、単発の実証にとどまらない、住民の生活交通としての定着を目指します。
また、有川地区でも2026年10月1日から無償実証を行っています。実証を通じて地域の移動需要を把握し、その結果を踏まえて2027年度の導入を検討します。
2.「はまぐりループ」では、地域の移動と、地域の魅力に触れる体験をひとつに
2026年11月1日から11月30日まで、有川港と蛤地区を結ぶ「はまぐりループ」を平日に運行します。「はまぐりループ」ではe-Paletteを活用し、有川港周辺と蛤地区の移動を支えながら、地域における新たな交通手段としての利用ニーズを検証します。
また、車両の呼び出しに使用するタブレット端末には、地元高校生と企画・制作したイラストマップを採用。さらにe-Paletteの車内では、「TOYOTA CONIQ GUIDE(仮称)※1」を活用し、車両の位置情報に応じて、周辺の観光情報やおすすめ店舗などを紹介する音声ガイドを提供します。
単なる移動手段としてだけではなく、移動中にも地域の魅力や情報に触れることのできる体験を組み合わせることで、地域の暮らしを支える移動と、まちを楽しむきっかけづくりの両立を目指します。
昨年度、「アオカゼライド」の名称を地元高校生が考案したことに続き、今回も地域の高校生とともにサービスづくりに取り組むことで、地域の視点を取り入れた、地域とつくり育てるモビリティサービスを目指します。
3.「頭ヶ島ツアー」では、e-Paletteを活用し、観光地をつなぐ新たな移動手段を検証
2026年11月1日から11月30日までの土・日・祝日には、有川港と頭ヶ島を結ぶ「頭ヶ島ツアー」を1日2便、事前予約制で運行します。
新上五島町では、観光客が公共交通だけでは町内を十分に周遊しにくいという観光二次交通の課題があります。「頭ヶ島ツアー」では、e-Paletteを活用して有川港と世界文化遺産を有する頭ヶ島を結ぶことで、観光客の周遊を支える新たな観光二次交通のあり方を検証します。
地域の暮らしを支える「アオカゼライド」「はまぐりループ」に加え、観光客の移動を支える「頭ヶ島ツアー」を展開することで、住民の日常移動と観光客の周遊という異なる移動ニーズに対して、それぞれの目的に応じたモビリティサービスの可能性を検証していきます。
※1:TOYOTA CONIQ GUIDE(仮称)
ヤマハ発動機株式会社のモビリティ向け位置情報サービス「Mobilit.E.S(モビリテス)」を活用し、トヨタ・コニック・プロとヤマハ発動機が共同開発を進める音声ガイド作成ツールです。専門的なプログラミングを行わずに、位置情報に連動した音声ガイドを作成でき、外部モニター等との連携にも対応します。
※2:トヨタ コニック ライド
トヨタ・コニック・プロが提供する、公共交通空白の解消を支援する移動サービスシステムです。「AIオンデマンド相乗り運行」と「固定ルート式呼出し」の2種類があり、新上五島町では固定ルート式を提供します。設置された端末からの車両呼び出しや、管理画面での利用実績データ等の可視化に対応します。
※3:Smart GOTO
トヨタ自動車が開発・支援する、地域の移動や生活を支える地域創生DX・MaaSプラットフォーム
トヨタ・コニック・プロが目指す地域の移動サービス
トヨタ・コニック・プロは、地域の暮らしを支え、地域の魅力に触れる機会を広げる移動サービスづくりを目指しています。本取り組みでは、以下の三つの要素を組み合わせています。
- 移動を支える仕組み:「トヨタ コニック ライド」
- 地域の用途に応じたモビリティ:グリーンスローモビリティ、e-Palette
- 移動中の体験:「TOYOTA CONIQ GUIDE(仮称)」を活用した観光コンテンツ
自治体や交通事業者、地域の学校、観光関係者などのパートナーと連携し、地域ごとの移動需要や利用目的に応じた持続可能なサービスづくりに取り組みます。
【新上五島町サービス構成】

トヨタ・コニック・プロは、これからもトヨタグループの一員として、“一人ひとりの幸せ”のため、モビリティ領域から拡がる持続可能な未来に向けて挑戦してまいります。
実証概要
●実証実験概要①:青方地区「アオカゼライド」


●実証実験概要②:有川地区「アオカゼライド」
●実証実験概要③:「はまぐりループ」「頭ヶ島ツアー」




本リリースに関するお問い合わせ】
トヨタ・コニック・プロ株式会社 担当:鳥光・田浦・福田・下井
Mail: tqhp_release@toyotaconiq.co.jp