トヨタ自動車　構造デザインスタジオ
Geological Designプロジェクト トヨタ自動車　構造デザインスタジオ
Geological Designプロジェクト

性能を維持・向上しながらも環境課題を解決する新しいクルマづくりアプローチを実践するプロジェクト。

「素材選び」から「次の命」までを地球環境から考え“捨てるところがない”ものづくりを実現するデザイン思想「Geological Design」を用い、自動車の廃棄プロセスにおいて現状リサイクルできていない「廃材」をアップサイクル（次の命を作る＝Rebirth）ならびにそもそもの廃材量を減少させる（素材再選定・素材/工法の見直しによるプロセスの削減）取り組み。

我々トヨタ・コニック・プロはこれらの取り組みにおける「仲間作りのための活動PR」ならびに「アップサイクル品の販売を含む持続的な仕組みづくり」に関するサポートを実施しています。まずはリサイクル率の低い「ガラス」と廃棄量の多い「鉄」という素材に着目し活動を開始。アップサイクルアプローチとしては、地域で生み出された廃材を「工芸」や「アート」と結び付ける事で、廃材を価値化するための仕組みを構築し、将来的に「廃材の地産地消」を実現するための取り組みがスタートしました。

鉄のアップサイクル第一弾として宮城県との連携によるプロジェクトを推進、宮城の伝統工芸である中新田打刃物とのコラボレーションによる作品を生み出し、お披露目会等を実施。また、ガラスアップサイクル第一弾として仙台のガラス作家と廃材ガラス作品を生み出し展示等を実施。持続性のあるエコシステムを構築するために販売に向けた準備を進めています。